三人乗りについて
2009年7月から都道府県公安委員会規則が改正され、自転車の前と後にお子さんを乗せられる 「3人乗り自転車」 が解禁されました。
ブリヂストン アンジェリーノ パナソニック ギュット マルイシ ふらっかーず ヤマハ キス等、基準に合格する安全・丈夫な自転車が販売されています。
- 3人乗り自転車の違いって?
大人一人がこぐ自転車の前と後に子供乗せを載せて、お子さん2人が乗る「3人乗り自転車(幼児2人同乗用自転車)」は、一言で言えば「強度と安定」を求められています。
「3人乗り自転車に認められる条件(警視庁発表)」
1.十分な強度がある。
2.十分なブレーキ性能がある。
3.駐輪時に転倒しないよう扱いやすく、安定している。
4.幼児座席用の取り付け部分などにゆがみやねじれが生じない。
5.走行中にハンドル操作に影響が出るような振動が生じない。
6.こぎ出し、押し歩き、停止時などに操縦しやすく安定している。
※さらに転倒時の安全性に配慮されていること。
これらの条件を満たす具体的な基準も同時に作られました。
リアキャリア剛性-- クラス25に適合。
ハンドル剛性-- バーの端から40mmの位置に250Nの力を加えたとき、たわみが10mm以下ハンドルストッパー作動状態で停車したとき、自転車が転倒しないこと。
発進時の安定性フラつきやすい走り出しを軽めのギヤでこぎ出せること。
子乗せとサドルの高低差550mm以下子乗せとサドルのクリアランス125mm以下。
トゥクリアランス150mm以上。
全幅900mm以下。
全長2300mm以下。 - 子供の年齢や体重に決まりはある?
規則は「6歳未満」です。
子供乗せの規格では、
前には1歳位から体重15kg位まで
後には2歳位から6歳まで(または体重20kgくらいまで)のお子さんを乗せることができます。 - そのほかに必要なものは?
万が一の転倒に備える子供用ヘルメットがオススメです。
道路交通法で、13歳未満が自転車に乗る時にはヘルメットをかぶるように、という努力義務が課されています。不意の事故で多い頭部へのダメージからお子様を守りましょう!