第21回Mt.富士ヒルクライム
6月1日(日)
参加 : 湊
タイム : 1時間3分2秒 ゴールドリング獲得
日本最大級のヒルクライムイベント「富士ヒルクライム」に、主催者選抜クラスで初めて出場しました。
今回の目標は「現実的にはゴールド、行けたらプラチナ」。
現役を離れた今の実力でどこまで通用するのか、今の自分に挑むつもりで富士山に挑みました。
【スタートから20分、激しいアタック合戦】
選抜クラスは例年以上に人数が多く、レース序盤からアタックが何度もかかる展開に。
私は中央付近でその動きに対応。集団全体が協力しながら、逃げを潰す展開が続きました。
最初の20分間の平均パワーは320W、かなりの高強度です。
自分の中でも「ここが勝負どころ」と理解していたので、必死に食らいつきました。
【先頭離脱、そして後方集団との合流】
その後はペースがやや落ち着いたものの、依然として出力は約320Wで推移。
ですが、30分を過ぎたあたりで脚が止まり、先頭集団から離脱。練習不足と体重の重さが最大の要因です。
単独で走っていると、後方から来た集団に「後ろついてください!」と声をかけられ合流。
リーダー格の選手が「このペースなら1時間2分いける!アタックより回した方が速い!」と集団へ鼓舞があり全体の士気が高まりました。
【ヒルクライマーの“甲子園”を実感】
5合目に近づいても、ペースは緩みません。
標高2,000mを超える中でも時速40km以上での巡航。
全員が「1秒でも縮めたい」という想いで、緊張感に満ちた時間が続く。
残り数百メートルで集団からわずかに離されましたが、ゴールタイムは1時間3分2秒。
ゴールドリング圏内でのフィニッシュを果たしました。
レース全体の平均パワーは275Wでした。


【今回の装備】
バイク:GIANT TCR Advanced * ホイール:SHIMANO DURA-ACE C36 * タイヤ:Vittoria CORSA PRO 26C * バイク総重量:約7.1kg

【次に向けて】
会場で見た、選手たちの身体の仕上がりや集中力、ゴール後の達成感…まさに「ヒルクライマーの甲子園」だと実感しました。
改めて、自分の現状を認識。週の練習時間は5時間ほど、食事も制限なし。
"プラチナ”という言葉は軽々しく口にできないと痛感しました。
出張先ではお好み焼きとビールを受け封印しサラダチキンとR1ヨーグルトを摂取したいと思います。
【最後に】
走り終えて、選手時代に戦った金子選手や、知人である石井選手が先頭で戦っていたことにはリスペクトしますしそこで戦いたいと改めて思いました。
サポートいただきありがとうございました。