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2023年全日本シクロクロス エリート男子 島田12位

Pedalシクロクロス班のMAKORIN channelです!
遅くなりましたが、シクロクロス-2022-2023シーズンのレポートです。

シクロクロスはロードレースのオフシーズンである秋から冬にかけて行われる競技で、レース時間は1時間と決まっています。
フルタイムワーカーの選手でも比較的、効率良くトレーニングを積めば上位入賞できる自転車競技です。

今シーズンも目標は全日本選手権シクロクロスに照準を合わせて、全国各地で開催されるレースに参加しコンディションを整えて来ました。
その中で、シクロクロスで重要となるスタートポジション(スタート順)を決める、ポイントも同時に獲得しなくてはなりません。
いきなり全日本選手権だけ出場しても、スタート位置が後方になり、レースを行う上で不利になってしまいます。(道幅狭く抜けない)

UCIに認定されているレースで10位以内に入ると全日本選手権で使えるポイントを獲得する事が出来ます。
UCIポイントとは、日本国内だけのポイントではなく、ワールドワイドで共通のポイントとなっている為、日本国内で獲得したUCIポイントはワールドワイドのワンキングに反映されます。(かなり下位ですが)

UCIポイントを獲得できるレースは、下記の4レースのみです。
宇都宮の2レースは遠方のため不参加でしたが、NOBEYAMAと琵琶湖グランプリではコンディション良く10位以内に入り見事ポイントを獲得できました。
11月13日(日)Rapha Super Cross NOBEYAMA →10位
11月20日(日)関西シクロクロスUCI琵琶湖グランプリ→9位
12月17日(土)カンセキpresents 2022 宇都宮シクロクロスDAY1→不参加
12月18日(日)カンセキpresents 2022 宇都宮シクロクロスDAY2→不参加

この他にも関西シクロクロスを中心に全日本選手権までに合計6レースを走ってコンディションを整えました。

全日本選手権シクロクロスは1月15日(日)に愛知県のワイルドネイチャープラザという公園で開催されました。
コースの半部以上が砂地という特長的なコース。目標はこちらもUCIポイントが獲得できる10位以内と設定し年末年始のトレーニングプランを作成しました。
忙しい年末の時期、記録的な寒波の中、レースとトレーニングを積んだ身体は免疫力が落ち、コロナに罹患してしまいました。
レースまで3週間弱しかない状況だった為、レース欠場も脳裏を過ったのですが、思ったより回復が早く5日後にはトレーニングを再開できました。
本来では全日本選手権に出場出来るだけのコンディションではないのですが、このレースの為に半年掛けて準備してきたのでスタートラインに立ちました。

本番のコースは半分以上が砂地で特殊なタイヤを履いて空気圧を極限まで下げてレースに臨みました。通常のシクロクロスタイヤだと、砂地で砂を掘ってしまい、タイヤが砂に埋まり乗車できない為の作戦です。またより低圧にする事で、タイヤ接地面積を増加させタイヤが砂を掘らないようにする為です。

スタート位置は獲得したUCIポイントの甲斐あって2列目スタートとなりました。

60名以上スタートするエリートクラスでは出来るだけ前方でスタートしたい。ロードレースと違いスタートしてすぐにコース幅が狭く前方の選手を抜けなくなってしまうからです。
コンディションはコロナの影響で少し怠さが残っています。その中でのスタートとなりました。スタートで出遅れてしまいましたが焦らず冷静に周回をこなして行きました。

心肺機能がキツく思ったような走りが出来ず、歯がゆいレースとなりましたが、エリートクラス12位でゴールしました。

また来年も全日本選手権10位以内を目指してトレーニングに励みたいと思います。たくさんの応援、サポートありがとうございました。
レースの様子は動画で確認して下さい。
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2023年全日本選手権シクロクロス パワーデータ解析【前編】

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2023年全日本選手権シクロクロス12位【後編】

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